1.邪気

邪気にやられぬエネルギー療法と気功療法のコツ    

 

『施術家は病気がちで短命』

 

この痛み(苦しみ、病気、症状)を取ってあげよう(あげたい)、良くしてあげよう(あげたい)とか、このシコリ(状態)を取ろう(取ってあげたい)

この何々・・・してあげようと思う事(心)、これも欲であり陰陽の世界にやられてしまいます。

≪中略≫

シコリ(硬結)だったら取ろう、治そうではなく、溶ける溶けるといった現象をイメージすること、これがエネルギー療法なのです。

 

痛みや苦しみだったら、笑顔を取り戻しているイメージ、行動、行為がエネルギー療法のコツと言えます。

 

気功では、この現象は全て自分の中にあり、というのが密教の教えで、人を治そうとしない、治そうとすればエゴとなって自分がやられる。

そもそも治そうとする概念が、密教の気功には元から無いのです。

 

では、どうするか?

ただただ自分を癒すコトだけなのです。

その方法の一つが周天にあります。

 

周天には自分を癒す全てが整っています。

他の人の現象は、自分に見せられている、自分の一部なのです。

自分の一部ですから、自分を調整(癒す)すれば他人の症状は消えます。

そして、気功の中に、徳を見出すことなのです。

 

2.学び:質を高める

極生道の学びは4教(道教(どうきょう)儒教(じゅきょう)仏教(ぶっきょう)神道(しんとう))にあります。

 

道教:無為(むい)自然(しぜん)」万物に普遍する秩序や調和

儒教:社会(しゃかい)倫理(りんり)」五常の徳

仏教:「輪廻転生」からの解脱(げだつ)

神道:「自然(しぜん)崇拝(すうはい)

 

道教:自然の摂理(せつり)(したが)い、無為(むい)(何もしないこと)、静穏(せいおん)な状態を保つことで、深遠(しんえん)な知恵や力を身につけること

 

儒教:「仁」(慈しみ)、「義」(正しさ)、「礼」(儀礼)、「智」(知恵)、「信」(信頼)の「五徳(五常)」を基本とする。

 

仏教:苦しみを解消するため、現世からの脱却を目指す。

 

神道自然界の森羅万象と人間が一体となり共生するという考え

 

 

儒教・道教の徳

 

儒教の「徳」は「仁・義・礼・智・信」などの倫理規範を指し、社会秩序の維持に不可欠な要素です。

 

一方、道教における「徳」は、万物に共通する「道(タオ)」に沿った自然なあり方や、無為自然の境地で得られる力を指します。

 

儒教が社会的な「人の道」を重視するのに対し、道教は自然との一体化を重んじる点で「徳」の捉え方が異なります。

 

儒教における「徳」

社会秩序の基盤:

社会における模範的な市民となるために必要な、倫理的・道徳的な資質を指します。

主要な要素:

「仁」(慈しみ)、「義」(正しさ)、「礼」(儀礼)、「智」(知恵)、「信」(信頼)などの「五徳(五常)」を基本とします。

目的:

己を修め(修己)、人々に奉仕する(治人)ための「人の道」であり、秩序ある社会を築くための根本です。

 

 

道教における「徳」

「道(タオ)」との関連:

万物に普遍する秩序や調和である「道」に沿った自然なあり方、またはその「道」が具現化した状態を指します。

自然との調和:

自然の摂理(せつり)に従い、無為(何もしないこと)、静穏(せいおん)な状態を保つことで、深遠な知恵や力を身につけること、と捉えられます。

 

神秘的な性質:

社会の規範や制度に縛られず、個人の内面における精神的な修行や、自然との深い一体感から得られるものとされます。

 

まとめ

儒教の徳:

人間関係や社会を円滑にするための倫理的・道徳的な規範。

 

道教の徳:

万物に通じる「道(タオ)」に沿った自然なあり方や、無為自然の境地から得られる力。

 

 

『儒教・仏教・道教』

 

三教

仏教、道教、儒教は、いずれも東アジアの思想・宗教ですが、それぞれ発祥地や目的、重視する点に大きな違いがあります。

 

・仏教 発祥地: インド

目的: 悟りを開き、輪廻転生から解脱することを目指します。

重視する点:

自己との関係: 苦しみの原因を理解し、内省を通じて精神的な救済を求めます。

現世の否定: 現世の苦しみを根本的に解決するため、現世からの脱却を目指します。

 

・道教 発祥地:中国

目的:自然との調和: 万物の根源である「道(タオ)」と一体となり、自然に沿った生き方を追求します。

不老長寿: 精神的な修練や修行を通じて、不老長寿や現世での幸福を希求します。

重視する点:

無為自然: 人為的な行いを避け、自然の流れに身を任せることを理想とします。

神秘性: 宇宙の根源に迫ろうとする、最も宇宙論的な世界観を持っています。

 

儒教 発祥地: 中国

目的: 道徳、礼儀、社会秩序を重んじ、社会の中で理想的な人間関係を築くことを目指します。

重視する点:

他者との関係: 「仁」「義」「礼」「智」「信」といった徳目を実践し、社会の調和を保つことを重視します。

社会秩序: 親子関係や主従関係など、「五倫」と呼ばれる人間関係における規範を説き、社会の安定に貢献する処世術的な側面を持ちます。

 

3つの思想の関係性

これらの思想は、東アジアの文化の中で互いに影響を与え合い、融合してきました。

特に中国では、「三教」として仏教、道教、儒教が一括りにされ、相互補完的に考えられることがありました。

日本の文化や習慣の中にも、これらの思想が複雑に絡み合って影響を及ぼしている例が見られます。たとえば、お盆の風習には仏教と儒教の概念が融合しているとされます。

 

仏教は「解脱」げだつ  儒教は「社会倫理」りんり 神道は「自然崇拝」すうはい

 

仏教「解脱」とは、仏教において、煩悩(感情や欲望の働き)や執着から解放され、精神的な束縛や苦悩から自由になること、そして究極的には苦しみの輪廻転生から抜け出し、悟りの境地(涅槃)に至ることを指します.

儒教は「社会倫理」

「仁(人間愛)、義(正しさ)、礼(礼儀)、智(知恵)、信(誠実さ)」といった徳を身につけ、自己修養を積むことで社会全体の調和と秩序を目指す思想です。

 

神道は「自然崇拝」

 

自然界の森羅万象(山、海、太陽、月、植物、水、火など)に神が宿ると考える信仰であり、その本質は自然と人間が一体となり共生するという考え方